覚え書き

webで内容を公開した成果なのか、

中古市場価格が下がってきている。このweb版では著作権のために掲載した写真を大幅に割愛しているため、書籍版も必要であればご入手ください。(当方がもうかるあるわけではありませんが)

この日記の読み方、使い方

このブログは、プロフィールにも書いてあるように、このブログの主宰者である中谷礼仁(なかたに のりひと)による著書『国学・明治・建築家』1993の内容をWEBにて公開しているものです。はてなダイアリー形式と書き込みの順序にのっとっているため、記載順…

今回の掲載時点では著作権のある写真、図版(特に4章)は割愛しております。

それらについては今後、ヒマな時にでも当方が撮影した図版等で補っていきたいと思っています。 ただどうしても補えない写真というものがあるものです。 4章で一番使いたかった写真は、丹下健三氏自身が撮影した写真でした。 藤森照信著『丹下健三』にも掲載…

建築構造学のその後の進展について思うこと

第二章では、明治建築を終わらせた構造学の大正期の制度的進展と、その本居的性格、そしてそれに対してのカウンターとしての分離派について書きました。単純に言えば構造家と建築家の対立の発生をとらえたものであり、両者のその根拠を国学的視点からあぶり…

第一章の「明治・国学・建築家」はたいへん思い入れのある章です。

今回節毎に切って毎日アップしているのですが、ちょうど書いていたときと同じぐらいのペースなのに気づいて、その時の焦燥感とか高揚感とかいろいろ沸いてきます。特に最後に引用させていただいた大岡信訳による岡倉天心の自分の飼い猫に当てた手紙(英語)…